ポルトガル旅 アルガルベ③

ポルトガル南部、アルガルベに行くなら、必ず行きたい街のひとつ、Tavira(タヴィラ)へ。

強い個性があったり、特徴がある街ではないのですが、何とも愛らしくて居心地のいい街なんです。

ファロから電車で40分ぐらい。

アルガルベ地区の海岸線を横断する電車は、車窓も楽しくておすすめです。

乗車予定の電車がファロの段階で遅れてきたんですね。

私はネットで乗車時間と降車時間を調べてあり、降車時間になったことと、前の記憶ではタヴィラがもっと近いイメージだったので、途中の駅で降りてしまったんです。

そしたら、私がタヴィラに行くことを覚えていてくれた車掌さんが、身振り手振りで教えてくれ、無事に電車に戻り、タヴィラに到着できたのでした。

なんと、ローカルな(笑)。

ポルトガルではこんなほのぼのエピソード、珍しくないんですよ。

でも、まあ、こういう人がいるから、電車も遅れるわけですよね(汗)。

前回の印象で、街の中心にあるレプブリカ広場とジラオン川の近くに泊まりたい!と思い、見つけたのが、「FORMOSA GUEST HOUSE」。

とにかく、ロケーションバッチリで、口コミの評価も抜群に良くて、興味が湧きまして。

ゲストハウスの利用は久しぶりでしたが、お風呂も専用でしたし、お部屋も良さそう。

そして、キャンセルができないなど厳格な体制で、逆に安心感が得られました。

実際、空室もほとんどなく、期待感が上回って。

そしてその勘は当たりました。

レセプションも共同スペースも全て可愛く、おしゃれ。

で、私の部屋はこちら。

各部屋デザインが違って、どこも素敵でした。

広場に面して、川辺も眺められる理想のロケーション。

各部屋には日本の旅館のように名前があり、私は魚の間(?)。

部屋、バストイレ、ロッカーなど、全ての鍵に魚のモチーフがついてます。

お隣はタコの間、カエルの間もありました。

可愛いですよね!

窓からのタヴィラ。

ベランダから〜。

静かで美しい、愛らしい街に再び来れて幸せ。

タヴィラ編は数回に分けてご紹介しようと思います。

早速、メジャーどころの散策・・・その前に腹ごしらえへ。

南部アルガルベでよく見かける「Piripiriチキン」。

スパイシーなソースを絡めたソテーといった感じですが、各地、各店で個性があります。

オフシーズンで、ランチタイムを過ぎかけていた時間だったので、空いているお店が少なく、広場沿いの適当なレストランに入ってしまいました。

なんとなく、期待できなそう・・・と思っていたのですが、食べてみたら美味しい!

自分の知っていた味より、カレー粉が加わっていてよりスパイシーでしたが、侮るなかれ。

そう、ポルトガル料理は適当にとか、勘で頼んでも、大きく外さないのも魅力。

サンタ・マリア・ド・カステロ協会です。

高台にあって、街のシンボル的な。

裏側から。

なぜか、中が見られなくて残念。

こちらは今は外壁と塔だけになってしまった城、Casteloです。

塔に登ると、街が一望でき、中庭は花が楽しめる庭園になっています。

続く・・・

料理家 栗山真由美's web

料理家 栄養士 栗山真由美 のウエブサイトです。 旬の素材のおいしさを存分に引き出した、シンプルかつ、健康的な料理を心がけています。 書籍、雑誌、テレビ、ラジオなどの媒体で料理を伝え、イベントやケータリングなどもさせていただいています。 ポルトガル料理を中心とした料理教室 Amigos Deliciosos を主宰し、日本ポルトガル協会の教室の講師もさせていただいています。