3月メニューの料理教室

3月のポルトガル料理教室は、リクエストが増えて、本日最終日でした。

Bacalhau à Brás(バカリャウ・ア・ブラッシュ)、国民食とも言われるバカリャウ(干しだら)使った、代表的な料理です。

随分と時間がかかってしまいましたが、満を持してご紹介できてよかったです。

やっぱり、みんな大好きになってくださいました。

Sopa de Agrião(ソパ・デ・アグリアォン)

シンプルですが、滋味深いスープも、女性受けしますねー。

私も大好きなスープ、全然飽きないんです♪

華やかな1品は、Coxas de Frango Marinadas(コシャス・デ・フランゴ・マリナーダシュ)

アラブの影響を受けた複雑なハーモニーとスパイシーな香り、見た目も華やかで喜んでいただけました♪

お土産のチーズとジャムのペアリングも楽しみました。

ジャムはポルトガルのジャムと言えば!伝統的かつポピュラーなマルメラーダをご用意しました。

マルメラーダはカリンの仲間、マルメロを使ったもの。

固めで、羊羹のようなものもあり、そのまま食べたりもします。


チーズはこの2種。

ポルトガル本土のチーズはほとんどが羊かヤギのチーズです。

島(マディラかアソーレス)に行くと、一変して、牛のチーズが主流です。

上のチーズはポルトガルならではの加工がされています。

ポルトガル人の大好きなパプリカパウダーをまぶした赤いチーズ、北中部Veiga産で牛のチーズは珍しいと思いました。

下のは、南部アルガルベ、Lagosの羊のチーズ。

クセも匂いもマイルドなタイプでした。

デザートはMousse de Chocolate(ムース・デ・ショコラーテ)を。

ポルトガルでよく見かける、大皿に大きく作る方法で始めました。

これを個別に取り分けて召し上がっていただいたのですが、見た目がデローンとしてしまい・・・もちろん、これも正解なのですが。

あれこれ試して、下の写真のような形で落ち着きました。

トッピングには、アルガルベ名物のアルファローバ(キャロブ豆)の砕いたものを。

アルファローバって街の名前だと思ってたんです。

この豆をアルファローバの豆と呼んでいたけれど、アルファローバそのものだったんですね(汗)

本で読んだことしかなかったアルファローバにLagosの市場で出会い、購入してみて良かった。

リスボンでもどこでも、見たことなかったですもん。

見た目に反して、ほんのり甘いんです。

これを使ったケーキも有名だったみたい・・・興味深いです。

コチラ⇩のページに詳しく書かれていたので、シェアさせてもらいます。


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

ポルトガル料理のバリエーション、お楽しみいただけたら幸いです。

また、ご一緒していただけますよう、よろしくお願いいたします♪

料理家 栗山真由美's web

料理家 栄養士 栗山真由美 のウエブサイトです。 旬の素材のおいしさを存分に引き出した、シンプルかつ、健康的な料理を心がけています。 書籍、雑誌、テレビ、ラジオなどの媒体で料理を伝え、イベントやケータリングなどもさせていただいています。 ポルトガル料理を中心とした料理教室 Amigos Deliciosos を主宰し、日本ポルトガル協会の教室の講師もさせていただいています。