ポルトガル旅2016(30)

おそらく最終回の予定です〜。

ポルトガルに興味を持った方の何らかのお役に立てたら幸いです。

料理雑誌・書籍のお仕事を中心とさせていただいてますが、旅は、単に好きで楽しみでもあるのですが、料理の仕事を続けていく上で、大いに役立っています。

知らない土地に行って、知らない味覚にあって、歴史や背景に思いを巡らせる。。。そして、今の人々の暮らしを垣間見る。。。

日常ではできないことですし、料理や発想の引出しを増やしてくれ、奥行きが広がる気がします。

今の時代、ネットやいろんなツールで、情報を得ることはたやすくなりました。

”机上の空論”と言いますが、やはりその場に身を置くことは代えがたい経験です。

料理はまさにライブです。ライブで体感したことが生きるのです。

今回の旅で、充電満タンにできた気がします。

お仕事、お待ちしておりますね〜♪

さて、最終回にふさわしく(?)、ポルトでのお土産情報をご紹介します。

バターリャ広場の市で偶然出会いました。

このヴィアナ・ド・カステロなどでよく見る模様で、赤×青のは持っているので別の色、教室での使用を考えると3m欲しいな〜と思っていたら、まさにぴったりのものが!

しかも破格!呼ばれてるな〜(笑)

同じくバターリャ広場で。

今回の旅のメインテーマはイワシ祭りでしたから、これ、ぴったりでしょう!?

可愛いし、手刺繍ですよ♪

サン・ベント駅そばの”BEM PORTUGUES"で購入のチョーカー。

ここね〜、ポルトガルを連想させるモチーフに柄の組み合わせが無数に有って、どれもかわゆくてキョロキョロしちゃいました。

やはり、写真のいわしモチーフが多く、ボディの柄+ハートの色のコンビを考えるのも楽しいのです。

他にフィリグラーナのハートのモチーフ型や、アズレージョっぽいものもありました。

軽くて小さいので、お土産にオススメです。

ポルトの老舗ショコラティエ”arcadia"のいわし型チョコ。

これ、いわし祭りだから特別に作ったものではなくて、レギュラー商品です。

日本人的には、甘いものの形が魚って、違和感あると思うのですが、ポルトガルでは案外普通なんですよね。

お菓子屋さんの看板に魚プリントとか、結構見ます(笑)

で、ここのチョコレートですが、とっても美味しいです。

お店では計り売りもしていて、味見もさせてもらいました。味見とは思えない、大きなのを1個!

左のは、ポートワイン入りのチョコで、お土産にもぴったり。

こちら、米型のパスタ。

カンジャというスープに入れたりします。

御用達のポルト大学売店のレポート用紙。

なぜかブラジルカラーなんだけど(笑)。

昔は5〜6色のバリエーションがあったと思うのですが、売り切れなのか、廃盤なのか・・・この2色だけでした。

街の文房具屋さんのノート。このひなびた感がたまらない。

翌日の午後一ぐらいの飛行機だったのですが、ポルトからの急行電車が取れず、止むを得ず、リスボンで1泊することにしました。

ポルトにギリギリまでいたので、リスボンに着いたのは23時近く。

寝るだけだからと、オリエント駅近くで、空港にも便利なイビスホテルに初めて宿泊。

コンパクトで余分なものはないですが、有りだな〜と思いました。

カフェレストランは24時間オープンで便利。

私も、夕食の時間帯を丸っと電車内で過ごし、お腹は空いているんだけど、がっつり重いものは無理。でもちょっと温まりたいし、ポルトガル最後の夜、ワインぐらい飲みたいな〜・・・なんて欲求にも見事に応えてくれました↑

そもそもポルトガル料理はコースはありますが、ラフに頼めるのも魅力。

朝はこんな感じのカフェレストランです。

いろんな言語が飛び交ってました〜。

オリエント駅の近くは、新市街と言われるビジネス街です。

1998年のリスボン万博の際、再開発されたエリアで、海沿いは会場となっていました。

上の写真の奥にドームが見えると思いますが、あの辺りです。

そんなわけで、リスボンにも近代的で機能美に溢れるビル街もあるというご紹介(笑)。

名残のジャカランダ。

今度あなたに会えるのは、いつになるかしら〜?

ホテルの周りを散歩すると、旧市街にはない整備された美しい遊歩道なんかを見つけました。

真ん中の奥は、噴水。

ツリーのような形で、キラキラしています。

美しい、オリエンテ駅です↑


ポルトガル、いつ行ってもいい国で、心のよりどころです。

初めて上陸したのは15年以上前になりましたが、「あ、私ココ、知ってる」と思わせる空気感があって、自然と溶け込んでしまいました。

好きなことを続けていると、不思議と縁が繋がり、立ち止まることなく、更新されていく不思議。

海外旅行が好きで、他にも好きな国、行きたい国は数あれど、ポルトガルは私にとって特別な国になりました。

第二の故郷であり、自称ポルトガル親善大使なので(笑)。

ありがとう、ポルトガル!また、会いましょう♪

Thank you, Portugal! See you again! ! 

 Obrigada, Portugal! Até a próxima!!




料理家 栗山真由美's web

料理家 栄養士 栗山真由美 のウエブサイトです。 旬の素材のおいしさを存分に引き出した、シンプルかつ、健康的な料理を心がけています。 書籍、雑誌、テレビ、ラジオなどの媒体で料理を伝え、イベントやケータリングなどもさせていただいています。 ポルトガル料理を中心とした料理教室 Amigos Deliciosos を主宰し、日本ポルトガル協会の教室の講師もさせていただいています。