ポルトガル旅2016(25)

ポルトの初日、EURO2016の2予選戦目の日、思いの外、散歩が楽しくて、結構歩いてしまいまして。

だんだん、日が落ちてくるのも感じてはいたので、適当なところでゴハン〜、とも思ったし、カフェとかバルでサッカー見てってもいいな〜とも思ってたのですが、適当なところが見つからず・・

素敵な街並みについていったら、どんどん静かなエリアに。。

アズレージョと建物、ここも素敵〜!とか、

好みのBIO SHOP見つけては、いる間に再訪しなくては・・・とチェックしたり。

この家のドア周りがとにかく、ストライクで好み!

きっとお部屋も可愛いんだろうな〜とか。

こういうモダンなのもいいよね。

よく見ると、古いものと新しいものを上手に融合させてるー。

とか、点に集中し始めるとダメじゃないですか。

案の定、道に迷いました。

気づけば、静かな住宅地。

というか、商店もあるみたいなのですが、EUROの試合のため、早仕舞いしてる模様。

人けも少ないし、車もあまり通らない。

曲がりなりにも、ポルトガル第二の都市なのに〜?と、さすがに心細くなりました。

暗くなってきて、地図も読みづらかったので、やっと捕まえたご婦人に最寄り駅を聞き、連れて行ってもらいました。

自分の予定では、メトロのトリンダーデ駅まで歩いて、電車に乗って宿のあるカロリーナ・ミシャリエスへ・・・と思っていたのですが、連れて行ってもらった駅が、既にカロリーナ・ミシャリエス駅でした!

元々、ドウロ川の辺りにいたんだから、4〜5駅歩いたことに!ひー!

スーパーも閉まっていて、自炊も諦め、たどり着いたのがこのカフェ。唯一、空いていたの。

完全にジモティしかいない、ローカル感。ポルト版、おっちゃんカフェやね。


Sandes de Panado という薄々トンカツのサンドイッチとSUPER BOCKにありつけて幸せ〜。

ポルトのB級グルメといえば、フランセジーニャで、英語担当のお兄ちゃんに猛烈に勧められたが、そんなヘヴィーなものは無理〜!と、この子になりました。

いやはや、今までなぜ食べなかったんだろう?というぐらい美味しくて、感激でした。

9/25の料理教室のメニューにもなってます。

クリロナさん。この日も勝てませんで。その後、本戦で勝ち進んで、優勝するなんて、誰も思わなかったよね〜。

こぼれ話ですが、食事中、めっちゃ熱い視線を感じてましてね。

上の写真にも写ってる、おっちゃんというかおじいちゃんから求婚されました。いきなり(爆!)

友達曰く、こういうのはカウントしちゃダメらしいですが、ネタにしてます。

80過ぎにはまだモテるんだなと(笑)。

いやしかし、ラテン系の人々というのは、一生現役なので、冗談ではなく、本気で口説いてきます。

具体的な話もしてくるから、嫁にも子供にも先立たれたとかね・・・悪い事聞いちゃったみたいなね。

「何やってんのよ?」のKittyちゃん。

いやー、いろいろあったのよ〜(汗)

結局、この宿に泊まるのはこの日だけになってしまいました。

Kittyちゃんは私の部屋に入り浸りだったので、1晩だけだけど、飼い主気分を味わえました。

Continua...



料理家 栗山真由美's web

料理家 栄養士 栗山真由美 のウエブサイトです。 旬の素材のおいしさを存分に引き出した、シンプルかつ、健康的な料理を心がけています。 書籍、雑誌、テレビ、ラジオなどの媒体で料理を伝え、イベントやケータリングなどもさせていただいています。 ポルトガル料理を中心とした料理教室 Amigos Deliciosos を主宰し、日本ポルトガル協会の教室の講師もさせていただいています。